沖縄で、完全分離型のRC造二世帯住宅を建築中。
まだ完成までは時間がかかるが、今のうちにカーテンについても考えておくことにした。
というのも、リビングの窓がどちらの世帯も横幅4メートルと大きく、カーテンを両開きにするとなると、幅2メートルのカーテンが2枚必要になるからだ。
既製品では、1メートル以下の幅のものが多く、2メートルのカーテンはなかなか見つからない。
イケアなど一部では1.5メートルのものがあったが、今回はネットでオーダーする方向で検討中。
カーテン選びのポイント
カーテンを選ぶにあたって、性能と素材のバランスをどう取るかが悩みどころ。
性能重視ならポリエステル一択
遮光性、断熱性、遮像、紫外線カット、さらには洗濯のしやすさなど、機能面では圧倒的にポリエステルが優れている。
種類も豊富で価格も手頃。機能重視なら、ポリエステルに決まりかもしれない。
見た目や質感を重視するならリネン
一方で、見た目や質感を考えるとリネンなどの自然素材が魅力的。
リネンは速乾性や吸湿性があり、帯電しにくいので埃がつきにくいというメリットもある。
ただし、100%リネンのカーテンは縮みやすく、洗えないものが多い点がデメリット。
とはいえ、頭の中で描く「理想の我が家」には、リネンカーテンがしっくりくる気がする。
本当にカーテンに性能は必要なのか?
カーテンに性能が必要かどうかを考え直してみる。(リネンに決めたいだけ・・)
遮光性は必要か?
カーテンを閉めていても明るいリビングにしたいのでリビングの遮光性は、むしろ不要だ。
寝室も、近くに光源がないし、今のところ規則正しい生活リズムなので問題ない。
むしろ明るさを取り入れた方がいいかもしれない。
ただ、寝室でプロジェクターを使う可能性があるのが少し気がかりだ。
断熱性能についても考慮したが、新居の設計では窓に庇(ひさし)がついており、直射日光はある程度防げるだろう。
むしろ気になるのは冬の冷気だが、窓のサイズが小さく、寝る位置から離れているので、今のアパートほど冷気が気になることはないと予想している。
外からの視線を遮る必要性
リビングについては、人通りが少ないとはいえ道路に面しているため、将来的に隣に家が建つ可能性を考えると、遮像性は必要だ。
しかし、重いドレープカーテンは避けたい。
リネンの軽い透け感を活かし、レースカーテンを重ねて外からの視線をほどよく遮る形を目指したい。
紫外線カットはどうか?
紫外線も気になるが、庇があるので日中はある程度カットできるはず。
問題は夜間の室内照明から発生する微弱の紫外線に虫がよってこないかだが、隣の土地も整地され、家が建ちそうなので虫の心配も少なくなりそうだ(期待を込めて)。
洗濯は?
正直、今の家のカーテンを一度も洗ったことがないので、洗濯がどれほど重要かはわからない。リ
ネンの場合、縮むことを考えると洗えないものもあるが、こだわりがあれば定期的にクリーニングに出すのも一つの手だ。(そもそもドライクリーニングできない?)
最終的な結論
今のところ、2階の小世帯にはリネンカーテンが有力候補だ。
メインのカーテンはリネン、レースカーテンはリネンライクなポリエステル混合のものが良さそう。
いくつかの店舗でオーダーできるカーテンを検討中で、安価に注文できる「びっくりカーテン」や「スタイルダート」あたりが候補になっている。
一方、1階の親世帯は性能重視でポリエステルのカーテンを採用予定だ。
レースカーテンもセットで、価格重視で選ぶことになる。
実際にどうなるかはサンプルを取り寄せて検討してみてからだが、カーテン一つ取っても、家づくりには多くの悩みと楽しさが詰まっていると感じる今日この頃。
メモ
1F親世帯ポリエステルでレースもセットのコスパが良いやつ
200×200 2セットで25000〜30000円ぐらい
https://bicklycarpet.co.jp/?pid=146623072
寝室用 リネン混合のナチュラル系
200×90で5000円ぐらい
https://bicklycarpet.co.jp/?pid=146623119
サンプル取り寄せ
https://www.bicklycurtain.com/present/2017/11/18/365lino/