クリナップ『ラクヴィア』に決定|施工価格と割引率を公開|ユニットバス選び

新築やリフォームでユニットバスのコストを抑えたいときに候補に上がるのが、TOTO『サザナ』かタカラスタンダード『グランスパ』あたり。

実際、沖縄で人気のあるハウスメーカー「ファミリーボックス」や「サイアスホーム」などの施工事例を見ても主にこの2つのメーカーを使用している印象が強い。

当初は磁気タイルが選べるタカラスタンダードの『グランスパ』を検討していたが、最終的にユニットバスではあまり有名ではないクリナップ『ラクヴィア』を選んだ。

今回のブログはラクヴィアを選んだ理由や実際の施工価格、割引率について書いていく。

なお、システムキッチンと同様にユニットバスは建築会社を介さず、設計士さんの紹介で設備会社に直接依頼したため、割引率や価格はあくまで参考程度と考えてほしい。

クリナップのユニットバス 『ラクヴィア』に決めた理由

『ラクヴィア』に決めた理由は、他にはないデザイン性にある。

タカラスタンダード、リクシル、TOTO、パナソニックのユニットバスを実際に見に行ったが、低価格帯のユニットバスではクリナップ『ラクヴィア』が「デザイン」「質感」「機能」共に個人的にはベストだと感じた。

他メーカーにはない木目調の天井デザイン

画像出典:ラクヴィア|システムバスルーム|クリナップ

他のメーカーでは、壁は光沢のある仕上げで、床がFRPなのでプラスチックっぽい印象を受けた。ラクヴィアは壁と床の質感もマットで、とても良い雰囲気を醸し出している。

床は人工大理石らしく、触った感じの質感も良い。

パターンが細かく、溝も浅いため、掃除がしやすいとのこと。特殊な加工で滑りづらいのも大きな特徴。

目地が目立たずシンプルに見える点も好印象だった。

クリナップ『ラクヴィア』選んだデザインやオプションについて

クリナップのWEBサイトやカタログでフィーチャーされている、上記画像のスタイルを踏襲し、清掃性を良くするために棚などの余分なオプションを省いた。(お風呂掃除担当なので清掃性は重要)

ラクヴィア 選んだ仕様

サイズ1616
壁カラーモルタル
天井カラーオーク
フロアカラーグレージュ
エプロングレージュ
ドア開戸W800
浴槽FRP 半身浴ラグーン浴槽
収納メタルシェルフ
水栓浴槽・洗い場兼用水栓
照明ダウンライト3灯
ヘアキャッチャークリーンヘアキャッチャー
浴槽横握りバーメタルW600
タオル掛けドア外付け
水栓について:追い焚きアダプターをつけて、浴槽の中に水栓をつけたかったが、沖縄は湯船に入る文化がないため需要がないのか、ガス会社からの対応する湯沸器の見積もりが異常に高く断念した。

カラーシミュレーションでイメージを膨らませる

クリナップのサイトで細かくシミュレーションできる

ドアがガラス戸ではないので多少異なるが大体うちのイメージはこんな感じ

クリナップ『ラクヴィア』の割引率・施工価格について

実際の価格(税別、施工費込み)は以下の通り。

ショールームの見積額 1,505,000円

実際の施工価格 590,000円

割引率は驚きの60%で、税込みだと649,000円になる。

キッチンでも同様だが、ショールームの見積もり価格はほとんど参考にならない。施工会社によるが、ラクヴィアのような一般グレードは半額以下になることを想定しておくと分かりやすい。

例えば、ダウンライトがカタログで5万円でも、実際には約2万円程度になる。

透明ガラス戸とFIX窓の組み合わせはカタログで30万円と高額に見えるが、実際には12万〜15万円程度になると推測できる。

タカラスタンダードを除いては他メーカーも同じようなものらしい。
ちなみにタカラは30%引きぐらいだった。

クリナップ『ラクヴィア』と『セレヴィア』の違い

クリナップにはもう一つ「セレヴィア」というユニットバスがあり、ラクヴィアよりも高価格帯で選べるオプションに違いがある。

個人的に最大の違いは床を木目調にできるかだと思う。
セレヴィアにして床を木目調にするかは最後まで悩んだ。

画像出典:セレヴィア|システムバスルーム|クリナップ

ショールームにて見積もりを取ってもらう際に、

「ラクヴィアにオプションを追加すると、セレヴィアと価格はほぼ変わらなくなるため、セレヴィアがおすすめですよ」

と勧められたが、実際は割引率が異なるため、施工価格は大きく変わる。

ちなみに、セレヴィアとラクヴィアの両方でショールームの見積額は約150万円だったが、割引後の施工価格は次の通りだった。

セレヴィア: 割引率44%で、税込94万円

ラクヴィア: 割引率60%で、税込65万円

後から気づいた換気扇のスイッチ問題

現在、住んでいるアパートではお風呂を上がった後にドアを閉めて換気扇を3時間ぐらいタイマーで回しており、湿気が抜けるようにしているが、通常のON OFFスイッチだと、この運用が出来ないことに気づく。

実際にユニットバスを決めたのは着工してから1ヶ月後ぐらいでスイッチはすでに決めた後だった。

設計士さんに以下のようなタイマー付きのスイッチに変更できないか確認中。可能であれば変更したい。

自分でカスタマイズしてコスト削減プラン

自分用のメモも兼ねて

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床置きのステンレスのラックも必要
個人的には掃除がしやすいようにマグネットで壁につけたいが妻の要望のため仕方ない・・・

まとめ

実は最後までタカラスタンダードのグランスパと迷っていた。

最終的にはタカラの場合、入り口のドア枠の高さが若干上がるとのことだったので(といっても8mmだけど)

見た目やコストを含めてクリナップの「ラクヴィア」に決めた。

タカラスタンダードの見積もり結果や選んだオプションなどはまた別の記事にしようと思う。